カンボジアで食べたい南国フルーツ22種

カンボジアは熱帯の東南アジアに属する国なので、
日本では中々手に入らないフルーツがお店に並びます。
今回はカンボジアで人気の南国フルーツ22種を紹介していきます。

・カンボジア語で何というか?
・カンボジアでの価格
・カンボジアでの入手場所
・カンボジアでの入手時期・旬
・特徴/味

などについて、
2018年10月時点の最新情報を記載しています。
旅のお供にも最適です。

目次

カンボジアで食べられるフルーツ

マンゴー

カンボジア語 スヴァーイ
価格 8000R/kg (約220円)
入手場所 フルーツ屋台、市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 東南アジアといえば思いつく最もポピュラーなフルーツです。

カンボジアでは写真のような緑色の酸っぱいマンゴーのほうが人気があり、
サラダのように食べる時に塩・調味料をつけて食べます。

熟した黄色いマンゴーは品種によって甘味だけのマンゴーや甘酸っぱいマンゴーがあります。

パパイヤ

カンボジア語 ロホン
価格 6000R/kg (約170円)
入手場所 フルーツ屋台、市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 結構、匂いが独特なので苦手な人も多いと思いますが、ちゃんと熟していて糖度が高いものは、慣れると病みつきになります。

パイナップル同様に消化酵素が豊富で、食後に食べると消化を助けて胃もたれを防いでくれます。

ココナッツ

カンボジア語 ドーン
価格 1個3000R~(約90円)
入手場所 ココナッツ屋、市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 カンボジアではココナッツといえばジュースです。

品種によって味が結構違うのですが、大別すると甘みの強いものと、甘みが殆どない物の2種類です。

ジュースの味は甘みの薄いポカリスエットのような味で、控えめな甘さと酸味がありクセのない飲みやすさです。

ココナッツの果肉は、ジュースを取った後に残った殻の内側をスプーンなどでこそげて、器に入れたものを食べます。
こちらは白くて固いゼリーのような感じで、ほのかな甘さとコクのある味です。
そのままでも良いですが、アイスクリームなどと一緒に食べると絶品です。

ドリアン

カンボジア語 トゥレン
価格 3.5$~8$/kg (約400円~900円。1個で2~4キロある)
入手場所 路上のドリアン売り子、市場、スーパーマーケット
入手時期 4月~8月 (輸入品は年中)
特徴・味 ドリアンは「果物の王様」と呼ばれるほど、一度ハマるとやみつきになるフルーツです。

匂いが独特なので好みが分かれますが、最初のうちは苦手でも味に慣れれば魅力に感じてきます。
熟したドリアンは芳醇な甘味と濃厚なクリームのようなコクがあり、酸味は全くありません。

カンボジア人の中でも、最も人気があるフルーツです。

マンゴスチン

カンボジア語 モンクォット
価格 20000R (約550円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 5月~8月
特徴・味 果物の王様」ドリアンに対しマンゴスチンは「果物の女王」といわれています。

上品な甘味と酸味のバランスが良く、癖になるジューシーな味わいです。

新鮮なものは外殻に水分があり柔らかい物で、逆に外殻が乾いて固くなっているものは鮮度が低いです。
また、サイズが大きい方が中の果肉も多く、甘みも強いです。

1キロあたり5$とカンボジアではドリアンに次ぐ高級な果物です。

グアバ

カンボジア語 トロバエク
価格 7000R/kg (約200円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 世界中に100種類以上の品種があるグァバですが、カンボジアでは「白い果肉」の種有り品種がメインです。

熟していないものはそのまま食べても味が薄くて美味しくないのでカンボジアでは塩系調味料と一緒に食べます。
熟したものは芳醇な香りと甘味があり、そのまま食べても美味しいです。

ランブータン

カンボジア語 サーマーフ
価格 8000R/kg (約220円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 ライチに柔らかい毛が生えたような見た目で、味もライチに似ています。

皮をむくとツルツルした白い果肉が現れます。

クセのない甘酸っぱさで食べやすいですが種が大きいので食べられる部分はそれほど多くありません。

ライチ

カンボジア語 コウレン
価格 15000R/kg (約400円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 4月~6月
特徴・味 中国の楊貴妃がこよなく愛したエピソードが有名ですが東南アジアでは庶民の味です。

硬い皮に覆われた果実は白色で滑らかで芳醇な香りが漂い
味は甘酸っぱいジューシーさが絶妙です。

ロンガン

カンボジア語 ミエン
価格 13000R/kg (約350円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 黄色い皮は柔らかく、爪で簡単にむくことができます。

ライチやランブータンと似た甘酸っぱいジューシーな味です。

中に種があるので、食べられる部分はそれほど多くありません。
カンボジアではとてもポピュラーな庶民のフルーツです。

バンレイシ(釈迦頭)

カンボジア語 ティアップ
価格 14000R/kg (`約400円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 9月~1月
特徴・味 外見から釈迦頭(シャカトウ)とも呼ばれるフルーツです。

ウロコ状の皮を手で剥がしていくと、中から白い果肉が現れます。

シュガーアップルと呼ばれるだけあって甘みがとても強く、そこに少し酸味も加わります。

クリーム状の果肉の中には固くて黒い種がたくさんあるので注意しましょう。

ドラゴンフルーツ

カンボジア語 ソウカネアック
価格 7000R (約200円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 果皮がドラゴンの鱗のような見た目なので「ドラゴンフルーツ」という名がついています。

果肉の色は「白」「赤」の2種類あり、中のゴマのような種はそのまま食べられます。

カンボジアでは赤色のほうが若干高い価格となっています。

味の方はさっぱりとした甘酸っぱさで、歯ざわりはシャクシャクしています。

シーズンを通して果物屋に並んでいるポピュラーなフルーツです。

ジャックフルーツ

カンボジア語 クナオ
価格 4000R (約110円)
入手場所 ジャックフルーツ露店、市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 ジャックフルーツの実は最大30キログラムにもなります。

独特の匂いがあり好き嫌いが分かれます。

味は甘みが強く、若干の酸味があり、シャキシャキした歯ごたえです。
熟しているほど甘みは増します。

露店で買う際はグラム単位で取り分けてくれます。
またはスーパーマーケットで食べやすくパックして売られています。

ザクロ

カンボジア語 トーテム
価格 8000R (約220円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 健康と美容に良いとされ、女性に好まれるフルーツです。

赤い粒状の実は中に小さな種があり食べても問題ないですが気になるなら吐きだします。

味はスッキリした甘酸っぱさで後を引く美味しさです。

スネークフルーツ

カンボジア語 ローカム
価格 26000R (約700円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 蛇の皮のように硬そうな皮ですがなれると下の方から手で簡単にむけます。

独特の匂いがある中の果肉は白っぽい黄色で房に分かれています。

味は甘みよりも酸味が強く癖のある味です。

カンボジアでは表面にトゲのあるものとツルツルしているものの2種類があります。

タマリンド

カンボジア語 オムパル
価格 18000R (約600円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 殻をむいてサヤの部分を食べ、中の種は出します。

味は2種類、甘い物と酸っぱいものがあります。

甘いものは茶色く干し柿のようなネットリとした感触。

酸っぱいものは若干の甘みがあり塩などにつけて食べます。

パイナップル

カンボジア語 ムノワ
価格 3500R/kg (約100円)
入手場所 露天、市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 カンボジアでは良く路上の露天でパイナップルの皮を取って串に刺したものを売っています。

形は小ぶりですが甘みが強く、酸味も程よいバランスです。

スーパーマーケットでは食べやすい大きさにカットされた状態でパック売りされています。

ザボン

カンボジア語 クローィットロン
価格 8000R/個 (約220円)
入手場所 露天、市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 グレープフルーツのような外観で、外皮が厚く大きめの果実です。

果実の色はイエローかピンク色の2種類です。

味は甘酸っぱくシッカリとした粒で食べごたえがあります。

カンボジアのスーパーでは食べやすく薄皮をむいたものがパックで売られています。

バナナ

カンボジア語 チェーク
価格 4000R/一房 (約110円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 カンボジアには様々な種類のバナナがありますが一番メジャーな物は

短めのバナナで「チェーク・ナムヴァ」と言います。

食感がプリプリと歯ごたえがあり、濃い甘みがあります。

パッションフルーツ

カンボジア語 パッセン
価格 9000R/kg (約240円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 赤黒いボール状で中に黄色い果肉と食べられる種が詰まっています。

味はかなり酸味が強く、そのまま食べるよりも
甘味をつけてジュースやヨーグルトに混ぜて食べるのが一般的です。

 

サトウキビ

カンボジア語 オンパウ
価格 1袋1000R (30円)
入手場所 露天、市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 カンボジアでは冷えたサトウキビをぶつ切りにカットした物を売る露天があります。

食べ方は、そのまま口に含んで噛んで果汁を絞ったら残りカスを吐きだします。
味は非常に強い甘味ですが、サッパリとしているので水分補給に最適です。

露天で売っているサトウキビ生搾りジュース(タック・オンパウ)もおすすめです。

 

ライム

カンボジア語 クロチュマー
価格 7000R/kg (約200円)
入手場所 市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 カンボジアでは料理にライムをよく使います。(日本でいうと醤油のような使い方)

スープに絞って入れたり、塩と胡椒とライムの絞り汁を混ぜたものに肉や魚を付けて食べます。

またサトウキビジュースのアクセントとして使われます。

 

オレンジ

カンボジア語 クローィッ
価格(1Kg) 10000R (`約300円)
入手場所 露天、市場、スーパーマーケット
入手時期 年中
特徴・味 カンボジア産のオレンジは緑色です。

露天のオレンジジュース屋では生搾りのジュースを作ってくれます。(結構よく見かけます)

さっぱりした味なのでそのまま食べるよりもジュースで頂いたほうが美味しいです。

 

まとめ

以上カンボジアで食べられる南国フルーツ22種の紹介でした。

本当はもっと沢山のローカルフルーツがあるのですが、
希少だったり旬の時期が短いため割愛しました。

またリンゴ、モモ、ブドウ、イチゴ等は輸入したものが果物屋にありますが
日本の品質と比べて値段も高く、味も劣るのでこちらも割愛しました。

今回紹介した22種類全部を食べるのは難しいので、
特にオススメしたいカンボジアフルーツを最後にピックアップしました。

筆者のオススメフルーツ5選
・ココナッツ(ジュース)
・サトウキビ(ジュース)
・ドリアン (カンボジア産は4月~8月のみ)
・マンゴスチン
・ジャックフルーツ

ぜひカンボジアに立ち寄られた際は南国フルーツを味わってみてください。

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